ご利用事例株式会社マイナビ | VALUE

社名: 株式会社マイナビ

URL: https://www.mynavi.jp/

設立: 1973年8月

事業内容: 就職・転職・進学情報の提供や人材派遣・人材紹介などを主業務とする日本の大手人材広告企業

取材日: 2017年12月

「VALUE」ご活用の目的

マイナビが推し進める「キャリア教育」の推進と拡大

期待する効果

官民学の連携

背景と経緯

ICTを活用し、高校生・大学生向け「キャリア教育」
の一環としてビジネスコンテストを実施。

Qどんな事業を行っているのですか？
A高校生や大学生を対象に今後のキャリアや人生感を考える事や、社会に出た時に必要となるビジネススキルなどを身につける、いわゆる「キャリア教育」を事業ドメインとして活動しています。

Q“キャリア教育”とは？
Aキャリア教育には様々な形があり、我々は学生に主体的な体験をさせたいと考えています。よくあるキャリア教育のケースだと就職活動の前段階で、実際に働いている「大人の話」を聞かせるというものが多いのですが、「話を聞いただけで終わってしまう」というところもあり、やはり外部の情報をインプットして、自分の頭で自分なりに咀嚼するような体験を通じた「キャリア教育」を行っていきたいと思っています。

Q具体的な取り組みは？
A具体的には「ビジネスコンテスト」ですね。社会人になってビジネスの現場で繰り返し行われるインプットとアウトプットの過程を高校生や大学生が自分の頭で考え、実際に体験できる機会を用意しています。高校生向けに「キャリア甲子園」、大学生向けに「キャリアインカレ」を展開しています。

Qなぜ「ビジネスコンテスト」なのですか？
A地方の高校では企業の事を学んだり、ロジカルシンキングなどを授業に取り入れたいと考えていて、そのニーズに対して我々は「出前授業」という形態で、実際に高校へ行くといった事もやっていたのですが、段々と規模が大きくなるにつれて、色々なキャリア教育コンテンツをもっと多くの学校にお届けできないかと考える様になってきました。そこで2014年からコンテスト形式の「キャリア甲子園」をスタートさせ、4年目の現在では参加者も3,000人程度まで成長しました。2020年には大学入試制度改革があり、いわゆる今までの暗記による知識偏重型では無く、「考える力」や「アウトプットする力」など、総合的な人間力が重視されます。そうなると高校の受験指導方法も全く変わり、例えば企業の課題に対して応えるなどの新たな指導方法が、来年以降、更に増えてくると考えています。

Q今後の展開・展望について
A今後は、地方自治体、企業、学校の官民学が連携したキャリア教育も考えています。
また、キャリア甲子園も回数を重ねるごとに参加者も増えてきており、もっと日本全国の子供たちが参加できるようなモノにしたいですね。ICTをフル活用して更なる推進・拡大を目指したいと思ってます。

株式会社マイナビ「MY FUTURE CAMPUS」が主催・運営するビジネスコンテスト。協賛企業がテーマを出題し、学生がチーム単位で好きな企業テーマへエントリー。協賛企業ごとに企業代表チームを決定し、決勝戦はインターネット生中継を行い、全世界に発信している。

「VALUE」採用のポイント

運営課題の解決＆新たなビジネスの可能性を広げる可変性

Q「VALUE」を採用した経緯を教えてください。
Aキャリア甲子園を運営していくにあたり、学生からコンテストに関する提出物なども結構有り、運営上の管理が煩雑になっていたんです。また、学校単位でコンテストにエントリーする場合もあり、その際は学校の先生方に提出物の取り纏めをして頂いております。先生の本来業務に影響を与えたくないと思っており、コンテストに関する提出物の管理を簡単にできる様な、クラウド型のサービスを探していました。

Q「VALUE」を採用したポイントは？
A採用理由として最も大きかったのは「可変性の高さ」です。運営課題であった「提出物の管理」はもちろん、それ以外にもビジネスコンテストを皮切りに学校へ営業をするのですが、学校の先生方がご自身で作った教材も配信出来る事や、紙で実施していたミニテストなども「VALUE」を活用することで授業のツールとして使えるのではと感じました。

Q他社のeラーニングと比べていかがでしたか？
A色々比較を行いましたが、あらかじめ決まった事しか出来ないサービスが多かったですね。VALUEの可変性の高さがあれば、弊社の様々な映像教材で管理ツールとパッケージにしたり、新たなビジネスの可能性も期待できます。今回のプロジェクトであるビジネスコンテスト以外でも活用できそうだ感じました。やれる事と費用を総合的に考えた場合の費用対効果が高いと思います。